借金はゼロになりますが、住宅や保険、貴金属、車などが差し押さえられます。

債務整理の種類「自己破産」

 

「自己破産」はざっくりいうと「借金をすべて無くす事が出来るが、自身の資産である家や車を失うこと」です。

 

自己破産をするには、「破産宣言」を行い、「免責許可」を得る事が出来て初めて「自己破産」が成立します。

 

「破産宣告」とは、「裁判所が破産手続きを開始するという決定事項」のことを指します。

 

破産宣告を行う為には、自己破産の申し立てをしたときに裁判官が申し立てをした人の収入や財産などを確認し、今ある借金を返済する支払い能力が無い、借金返済に充てることができる財産がない、借金返済する金額を調達できない、などが認めた場合に行う事が出来ます。

 

「破産宣告」が成立後、「免責許可」を得る必要があります。

 

「免責許可」は借金の残額の支払い義務を免除してもらうためのもので、「なぜ借金をしてしまったか」、「どうして破産してしまったか」の理由を調べられます

 

理由が「免責不許可事由」に該当すると、「免責許可」が下りません。

 

「免責不許可事由」になる事柄は

  • 「過去10年以内に自己破産している」
  • 「浪費やギャンブルによって財産がなくなった」
  • 「クレジットカードの現金化を行った」
  • 「財産を隠したり、財産の価値を何らかの事項により減少させた」
  • 「返済ができないのに新たに借金をした」
  • 「自己破産の手続き中に新たに借金をした」
  • 「自己破産の費用に借金をした」

などです。

 

自己破産の申し立てから免責許可が決定するまでには、およそ3ヶ月~半年ほどかかります
この間は警備員など職業制限がかかりますが、免責許可が下りたときにこの制限は解除されます。

 

自己破産が成立すると、財産が処分されます。

 

この場合の「財産」とは、生活必需品や99万円以下の現金以外のもので、一般的には住宅・保険・貴金属・車などが差し押さえられますが、車はローンが終わっており、処分しても20万円以下のものであれば処分対象外になる場合もあります。